「独学」とは、自分ひとりの力で学習するという意味ではなく、自分で考え出した独自のスタイルで勉強するというのが本来の意味だと思います。でも、このサイトを見てらっしゃる皆さんが考える「独学」とは、英会話スクールのような外部の力は使わずに、自分だけの力で英語がしゃべれるようになるための英語学習方法のことではないでしょうか。最もお金をかけない方法とも言えますが、そんな都合のいい方法はあるのでしょうか?
結論から言いますと、可能だと思います。
可能ですが、私の周りには、ここで言う全くの「独学」で英会話を習得した方は知りません。大変な努力が必要だと思います。でも独学に近い方はたくさんいますので可能だといえます。独学では、どうしてもスピーキングの訓練がネックとなるのです。
独学で学びたい方々へeTOCが提案する方法は、独学で英会話の基礎知識の習得と基礎訓練を行って、みっちり鍛えたのち、英会話スクールなどを活用することによってスピーキング力を補充するというものです。
つまり、スピーキングの仕上げの訓練を後回しにする勉強法です。英会話力とは、そのほとんどがスピーキング力のことを指しますので、完璧な独学は難しいという認識を持たれたほうがいいと思います。
次の訓練法をおすすめします。
「シャドーイング」と「ディスクライビング」です。
【シャドーイング】
何度もここで紹介しております、意味が充分理解できている英文を使っての「シャドーイング」の訓練です。その意味をイメージしながら訓練しましょう。オリジナルの英文はPodcastや、NHK or BBCなどのニュースサイト、YOUTUBEなどを使われるといいでしょう。英文の意味を充分理解してから行うのが効果を上げるポイントです。イートックの会員様には、無料で狙った英検の級に沿った単熟語で例文のシャドーイングができる専用ページがございます。ご入会後にパスワードをお伝えします。→https://etoc.site/member/
【ディスクライビング】
この方法は、eTOCが提案する訓練法の一つです。
その方法とは、写真や絵を見て、その説明を人にしてあげるつもりで、なるべく早く英語で口に出して言う訓練法です。自分が思いついたことを、英語でどんどん口にしてみてください。絵から連想する作り話でも結構です。おそらく大した説明ができないことにショックを受けられると思います。絵や写真であればいくらでもインターネットなどから見つけることができます。静物ばかりではなく、何か行動している写真が面白いでしょう。けっして難しい文章を使って説明する訓練ではなく、日常会話で使われるレベルの文章でいいので、即座にしゃべることが大切です。
イートックではTOEICのパート1と英検2次試験教材の画像を使ってレッスンが可能です。その際は講師のスカイプチャットにこのようにメッセージを送ってください。
I'd like to try in picture describing, so please use the TOEIC Part 1 materials or Eiken speaking(2nd stage) materials to discuss with me.
これら訓練法の最大の特徴は、日本語を介さない点です。日本語は英会話学習の弊害となってしまいます。この2つの訓練を併行して実践していきましょう。
この訓練を繰り返していくうちに、実際の会話をしてみたくなったら上達した証拠です。